アカデミー代表の想い
【呪いをかけて、解く施術】
この話はもしかしたらしないほうがいいのかもしれないと思いながらも書くことにします。
なぜなら魔法を解いてしまうことになるかもしれないからです。
しかし、ただの良い魔法だけでなくこの業界には「呪い」がたくさんあるのです。
「呪い?そんなものはないでしょ」と思われていることかと思います。しかしこれが確実にるのです。
例えば「君は○○が歪んでいるね、だから肩がこるんだよ。だからここを調整するから・・・ほら、どう、良くなったでしょ?」
のような場合。
この場合、「僕は○○が歪んでいる」という呪いがかけられています。
プロとして仕事をしている人に断定されたら「そうなんだ!」と思ってしまう方が多いのです。
そしてかけた呪いをその場で解いていきます。「ほら、こうすればよくなるから」
という段取りです。
私はこれはあまりいいやり方だとは思いません。
その技術を提供するのはいいけど、だったら言葉を乗せずにただ技術だけ提供して黙々と結果を出したらよいのになと思います。
プラシーボ効果という言葉があります。
偽薬のことです。
つまり本当は何の薬効もない錠剤を飲ませても「これは頭痛に効くんだよ」と言われていればある一定の確率で頭痛が改善するのです。
これがプラシーボ効果です。
それを否定するつもりは毛頭ありません。うまく使えるなら使ったらいいと思います。
しかしそれをするときに「呪い」の言葉を発しなければいいのにな。とひっそりと思っています。